小学校の授業の記録

伊丹市の小学校で何人かの先生方が詩集『四季の色』
による授業をおこなって下さいました。
子どもたちの感想のいくつかです。

・私は「生きるよろこび」という詩を勉強して、今まで生きてきたけど生きるってこんなにいいことなんだなあと思った。この詩を勉強しなかったら思わなかっとたと思う。
他のを勉強してもいろいろなことを思うとおもいます。大人の人の詩をよんできたけど堀さんは私と同じ小学生だからこんなこと思えたと思う。・・・

・堀さんの詩を勉強しました。すごくいい勉強になりました。堀さんのこの詩は、ずっと大人になったらぼくの子どもに読ましてあげたいです。
それと、お父さんにもお母さんにもお兄ちゃんにもよましてあげます。毎日毎日書いてあるなら、ぼくのたん生日の詩も見てみたいです。・・

・私は堀さんという人は一つ一つのことを、大事にみている人だと思う。そして、自然が好きで自然を大切にしている人だと思いました。
自然の中ですんでいきたいと願っている人。年令40〜60ぐらいの人だろう。・・・

十一月二十五日
生きるよろこび

ああ 生きるよろこび
生きているから
よろこびがある
おいしいものも
たべるよろこびも
美しい絵に感動し
見いるときの幸福も
生きているから
味わえる
生きるよろこびにくらべれば
少しばかりの不幸など
なんでもない

1994年伊丹市立池尻小学校6年中西学級のお友だち

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