『つぼみたくさん』

2002年秋、草思社より出版されました。
詩集『四季の色』から81篇の詩が収録
されています。

・詩の多くは花をうたう。そして木や鳥や虫や空のことも。 
(2002.10.7 天声人語)

・小学校三、四年生の二年間に書かれた詩は才能が若草の
ように萌える。   (2002.9.20 神奈川新聞 照明灯)

・この世の中のあらゆるものへの愛情が伝わってきて読む
人の心をなぐさめる。   (2003.2.3 毎日中学生新聞)

・つぼみのような言葉たちが、心にとどいた瞬間、次々と
咲きはじめます。         (俵 万智さん)

出版社 草思社 定価 1200円(税別)

二月六日
つぼみたくさん

つぼみたくさん
もうさきそうな
大きななつぼみも
もっとあったかくなるまで
じっとまってる
小さなつぼみも

いつかつぼみたくさんが
花たくさんになるだろう
早くあったかくなあれ
きれいな花に
かわいい花に
つぼみたちがなるように

絵 堀明子 5才

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